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貯金・定期預金コラム:
WARIKAN社「スロ主」は破産 16%のSAPファンドは?

定期預金や貯金に関連する最新のニュース、コラムから感じることを徒然なるままにつづっております。少しでも読者のみなさまの参考になれば幸いです。今回、取り上げる記事はこちらです。

SAP24毎月分配型ファンド




※抜粋

編集部からのコメント

当方のサイト上でアヤシイ投資商品の広告が表示されているのを見たのをきっかけに、これまで連続してそうしたグレー商品の危険性について素人なりに分析してきました。

さてそうした中で以前取り上げたことのあるのがWARIKAN社の「スロ主」でした。



収益率14%ととても魅力的ですが、ではどういう投資スキームかと言えば、投資家がパチスロ機を購入してWARIKAN社と賃貸契約を結び、WARIKAN社がそのパチスロ機を管理会社経由でパチンコ屋さんに貸し出し、投資家はレンタル料を、WARIKAN社は手数料を受け取る形のようです。

ビジネスモデルとしてはアリなのでしょうけれど、単にパチスロ機を貸し出すだけにしてはリターン率が高すぎですね!それ以外にも

・月額レンタル料は変動する可能性がある

・レンタル料支払いの遅延、回収不能のリスクが不明

・初期費用40万円の根拠が不明

・レンタル終了時の実機の取り扱いについて本当に投資しているのか、かなり怪しい点がある

・資本金が1千万円しかない

・そもそもパチンコ&パチスロ業界自体が縮小している



といった点を指摘させていただきました。

>>>WARIKAN社「スロ主」収益率14%は魅力的?

では1年経ってWARIKAN社はどうなったかと言うと・・・報道によればこうなっています。

株式会社WARIKAN (東京都港区六本木)は、平成28年2月26日午後5時、東京地方裁判所において破産手続きの開始決定を受けました。

早速、破産してしまったわけですね。一体、どれくらいの被害者を出したのでしょうか・・・罪深いです。

いずれにしてもこうした詐欺まがいの投資案件というのは遅かれ早かれ、新規資金の流入が滞った時点でクラッシュする運命にあるわけですね。

となると気になるのが、同じように投資家から資金を集めてパチンコ台・パチスロ台を購入して業者にレンタルするスキームを謳っていた上記スプレマシーアセットパートナーズ株式会社の提供する「SAP24毎月分配型ファンド」ですね。

50万円が2年間で66万円に増えるというもので大変魅力的ですが、はたしてどうなのでしょうか。



まぁ、そもそも年率16%というリターンを謳っている時点でほぼ存続不能であるのは間違いありません。真っ当なビジネスであれば1.6%で銀行から借り入れができるものと思います。わざわざその10倍ものリターンを個人投資家に還元する理由などどこにもありません。

また、パチンコ業者だってわざわざ年16%相当のレンタル料を払うくらいならどこかのリース会社を利用した方がよっぽど安く機器を導入できるものと思います。

さらに16%というのは配当であって、このスキームを提供するスプレマシーアセットパートナーズ株式会社の運営費や固定費を賄おうと思えばそこに更なる利潤を乗せる必要があります。

そんなに気前よくマージンを払ってくれるパチンコ業者がいるとはとても思えません。どこも経営が苦しそうですからね。とするとスキームの中身を見るまでもなく、この「16%」というリターン率を見るだけで真贋が分かってしまうというわけです。

・・・と、長々と前フリをしてしまいましたが、実はこのスプレマシーアセットパートナーズ株式会社と「SAP24毎月分配型ファンド」についてはすでに結論が出ておりまして、関東財務局から「スプレマシーアセットパートナーズ株式会社に対する行政処分について」として以下の通り発表されています。

−−−

・平成28年1月末現在、償還期限の到来していないSAPファンドは、27本、出資総額は約5.6億円である。しかしながら、遅くとも平成27年9月以降、当社の東田武司代表取締役の指示により、SAPファンドの資金管理口座から出金された金銭が、経費、東田代表が代表取締役を務める株式会社WARIKANへの送金等に充てられ、流用されている状況が認められた。

−−−

結果として、「登録取消し」という処分になっております。まだ5億6千万円の出資金が残っているわけですが、経費に流用されたほか、実は関係会社であったWARIKAN社に送金していた点を踏まえればそのかなりの部分が毀損しているということでしょうね。

ちなみにこの「SAP24毎月分配型ファンド」のスキームはこのようになっています。



細かい話はどうでもいいのですが、この中ですでに「MTキャピタル社」と「LIG社」は破産しており、スプレマシーアセットパートナーズ株式会社も実質的に経営破綻しているのは間違いないですね。

そもそもすでに登録は取り消されているわけですが。

逆にまだ破産していないのは、金融当局がにらみを利かせていて、逃げさせないようにしているのかもしれません。それならそれで投資家保護という観点からは頼もしいと言えるのかもしれませんが、どうせ介入するのであれば募集当初の時点からしっかり検査してほしいものですね。

誰が見ても、どう見ても、明らかに怪しかったわけですから・・・。

しかも登録されていたわけですからね。後から慌てて取り消したところで金融庁の監督責任がなくなるわけではありません。ぜひ反省していただきたいものです。

では最後に、いつもご案内しているアヤシイ運用を見分けるチェックポイントはこうなっています。

1.リスクとリターンは連動しており、たとえば毎年5%のリターンなら毎年4%といった損失が、毎年10%のリターンなら毎年9%といった損失が発生する可能性があり、そうした損失発生の可能性を隠しているのであれば詐欺の可能性がある。

2.もし本当にローリスク・ハイリターンのビジネスがあるなら銀行が1%〜2%といった低利で喜んでお金を貸してくれるはずであり、それをわざわざ手間暇かけて個人から高金利で資金を集めるというなら詐欺の可能性がある。

3.「マイナス金利」で運用難の今の時代に本当に有利な商品ならみんなが飛びつくはずであり、わざわざ広告しないといけないのは詐欺の可能性がある。

加えてこちらの記事も参考になさってください。

>>><備忘録>怪しいファンド、投資案件の見分け方

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