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[4月の定期預金金利予測]
金利は下げ止まりの兆し 手数料にも注目

2016年4月の定期預金金利の動向と見通しについて、最新の金利情報から予測します。
2016/3/17

市場金利の最新推移


◆1年もの市場金利の推移

 

◆5年もの市場金利の推移

 

編集部からのコメント

1月末の「マイナス金利政策」発表前後で金利の世界は大きく変化しました。要するに市場金利も預金金利も急激に下落したわけですが、実際に上記グラフを見てもその変化ははっきりとわかります。

政策発表直後から金利は急低下し、文字通り「断崖絶壁」の状態ですね。大けがしそうな落差です。

ただそうした動きよりも記者にとって意外だったのは、あっさりとマイナス金利水準まで低下したことです。特に5年もの市場金利については一時、−0.15%を下回り、日銀の当座預金金利である−0.1%よりも低くなったのですね!

合理的に考えればそんなに低い金利で運用するくらいなら日銀の当座預金に預けて0.1%の金利を払った方がマシであり、こうした金利水準を説明するのは難しいわけですが、銀行や金融市場の混乱ぶり・慌てぶりを象徴した動きと言えそうです。

一方で、3月に入ってからは徐々に金利は回復傾向にありますね。少なくとも下げ止まりの兆しが見えます。どうせ回復するならせめてゼロ金利くらいまでは回復してほしいものですが、本当に下げ止まるのであれば歓迎したいと思います。

ここでいつものように、こちらも来月=4月の定期預金金利を占う上で重要な、最も代表的な金利指標である長期金利の動向をチェックしてみるとこうなっています。



当然こちらも劇的に下がっているわけですが、それでもやはり「下げ止まり」の兆しはありますね。このまま落ち着いてくれることを祈りたいと思います。

先月のこの時期が0.030%で、本日はマイナス0.045%ということですから喜ぶような水準では全くありませんが。

そうしたわけで遺憾なことではありますが、日本の金利は下げ止まることがあったとしても、超低金利状態がまだまだ続くことを覚悟しておいていただければと思います。

次に、より定期預金金利と関係の深い1年ものと5年ものの市場金利の推移について上記グラフに話を戻すと・・・具体的な金利水準としては1年もの市場金利がマイナス0.04%前後、5年もの市場金利がマイナス0.05%前後ということです。

無残ですね・・・。

4月の定期預金金利は、キャンペーン金利なども含めて「金利上昇の余地はない」と言うことですね。

ちなみに毎回ご案内しているように、定期預金の金利が市場金利を上回らないとするなら、上記の通り、1年もの=マイナス0.04%、5年もの=マイナス0.05%というのが定期預金金利の「上限」という、なんだかよく分からないことになってきます。

さすがに預金金利がマイナスになることはないと思いますが、金利に対する期待値をなるべく下げた方が精神衛生上良さそうです。

なお、長期的に考えれば、日本もアメリカと同じように金融緩和の縮小と共に金利が上昇する可能性はゼロではありません。

ではそうした本格的な金利上昇のタイミングがいつかと言うと・・・1つの目処が2017年4月ですね。というのも消費税再増税のタイミングがここであり、この時まで増税を援護射撃するために異次元の金融緩和が継続される可能性が高いからです。

というより、増税後さらに拡大する気もしますしね。

だとすると少なくともあと2年くらいは定期預金金利の「本格的」な上昇はなさそうということになります。そうした現状を十分考慮した上で、来月=4月の預金運用をご検討いただければと思います。

ではここで、足元の定期預金金利や預金キャンペーンの動向を振り返ってみたいと思います。

まず目を引くのが新生銀行で、仕組み預金である「パワーステップアップ預金」は最大0.16%ということですね。

加えて短期の運用で様子を見たいという方にはわずか2週間で満期がくる「2週間満期預金」も用意されています。こちらの金利は0.05%という条件になっています。

また新規客向けに「スタートアップ円定期預金」が提供されており、6ヶ月0.50%の特別金利が利用できます。思い切った高金利ですね。

ちなみに新生銀行といえば毎回ご案内しているように、ローソン、ファミリーマート、セブンイレブンなどのコンビニATMやゆうちょ銀行のATM手数料を24時間いつでも何度でも無料にしたことが話題となっています。生活口座としても、新生銀行の活用を検討してみてはいかがでしょうか。

金利が期待できないならせめて手数料を引き下げていきたいものですね。

>>>新生銀行の最新金利はこちら

また、新生銀行と同様に新規口座開設プログラムとして魅力的なのがじぶん銀行の「デビュー応援プラグラム」です。今月は3ヶ月実質0.14%とまずまずの金利水準となっています。まだじぶん銀行の口座を持っていない方は検討ください。

なお、au利用者の場合は0.24%に金利優遇が拡大されますので必見です。

>>>じぶん銀行の最新金利はこちらから

他には、オリックス銀行や、関西アーバン銀行などが恒常的に好金利ですが、オリックス銀行は1年もので0.20%、2年もので0.20%という金利を提供しているほか、eダイレクト2週間定期預金も2週間で0.10%と好条件になっています。

>>>オリックス銀行の最新金利はこちらから

加えてあおぞら銀行インターネット支店も6ヶ月もので0.15%、1年もので0.20%という金利を維持しています。

>>>あおぞら銀行の最新金利はこちらから

それ以外の好金利預金としてはイオン銀行のイオンカードセレクト優遇を利用しての普通預金0.12%が魅力的と言えそうです。

>>>イオン銀行の最新金利はこちらから

最後に、個人向け国債の中でも特に魅力的な「変動10」が毎月発行に切り替わっています。いつでも購入可能になり、使い勝手が大きく向上したわけですが、今月の金利は0.05%となっています。

変動10」は、変動金利でありながら高金利という点が魅力で、さらに1年経てばいつでも解約でき、ペナルティも少ないので、いつ使うか決まっていない資金の運用先としても利用できます。

さらに識者が指摘するように商品設計上、「0.05%より下がらない」という点は魅力と捉えて良さそうです。

マネックス証券で新規に口座開設をすれば最大で31,000円相当のプレゼントがあるため、それも利息とみなせば、さらなる利回りの向上が期待できますね。

>>>マネックス証券の個人向け国債はこちらから

マイナス金利政策によって全体的に預金金利の崩壊が続く今だからこそ、こうした特別な定期預金を上手に、有効に、ご活用いただければと思います。

ちなみに今月の定期預金の金利レンジをご案内するとこうなります(2016年3月17日現在、税引き前、年利)。

・1年もの定期預金: 0.01%〜0.20%
・3年もの定期預金: 0.01%〜0.20%
・5年もの定期預金: 0.04%〜0.20%

・10年もの仕組み預金: 0.12%→0.16%

>>>詳しくはこちら 定期預金金利比較(TOPページ)

これらの中ではやはり、あおぞら銀行の1年0.20%とオリックス銀行の3年0.20%が目を引きます。これらの定期預金に均等に預ける、というのも手かもしれませんね。

参考になさってください。


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