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貯金・定期預金コラム:
リーマン時も+50% ヘッジファンドダイレクトは魅力的?

定期預金や貯金に関連する最新のニュース、コラムから感じることを徒然なるままにつづっております。少しでも読者のみなさまの参考になれば幸いです。今回、取り上げる記事はこちらです。

ヘッジファンドダイレクト




※抜粋

編集部からのコメント

当方のサイト上でアヤシイ投資商品の広告が表示されているのを見たのをきっかけに、これまで連続してそうしたグレー商品の危険性について素人なりに分析してきました。

一連の記事を書き始めてからまだそこまで日は経っておりませんが、その中でも「常連」としてネタを振りまいてくれているのが、高岡壮一郎氏率いるアブラハムグループですね。「ゆかし」という名前の顧客サービスの方が有名かもしれませんが、過去記事を掘り出してみるとこういったものが挙げられます。

>>>「いつかはゆかし」の広告に思うよしなしごと

>>>「いつかはゆかし」の評判、批判、悪評について

>>>アブラハムウェルス・・・「いつかはゆかし」再び!?

>>>アブラハム、元本安心で資産を2倍以上に増やすって・・・反省してる?

>>>アブラハムウェルス 驚きの、いや当然の内情

いやぁ、ありがとうございます・・・と言いたいところですが、すべての事例において一貫している悪質な誇大広告傾向にはやはり怒りを覚えてしまいます。

実際のところ2013年10月には、グループの中核であるアブラハム・プライベートバンク株式会社が関東財務局から以下のような事由により行政処分を受けています。

1.無登録で海外ファンドの募集又は私募の取扱いを行っている状況

2.著しく事実に相違する表示又は著しく人を誤認させるような表示のある広告をする行為

3.顧客の利益に追加するため財産上の利益を提供する行為

どれもまぁひどい内容でありますが、結果的に6ヶ月の業務停止と業務改善命令を受けました。

これでこの問題は一件落着かと思いきや、先日ご案内したように今度は別の会社であるアブラハム・ウェルスマネジメント社を使って顧客の勧誘を再開したのですね! なかなかしぶとい。

ただそれも上記記事でご案内したようにほぼフェードアウトしてしまったようです。

−−−

・アブラハム社は、アブラハム・ウェルスマネジメントが紹介するファンドの販売元であるPWM社の承諾なしにホームページや販売文書をつくり

・「元本確保型」などという宣伝文句も、アブラハム側が勝手に持ち出し

・PWM社は再三、是正を申し入れたが、アブラハム側は聞く耳を持たず

・2015年5月にPMW社は新規顧客募集の停止などをアブラハム側に申し入れ、5月25日には契約解除を通告。6月いっぱいで正式に契約終了

−−−

事実だとすればどうしようもない会社ですねぇ、本当に。

ただこれで再び落ち着いたかと思いきや、今度は以下のように社名を変更して再稼働しているようです。

・アブラハム グループ → あゆみトラスト グループ

・アブラハム・プライベートバンク株式会社 → ヘッジファンドダイレクト株式会社

懲りませんねぇ・・・。

もちろん記者自身も大いに失敗しますし、日本で最も失敗した1人である安倍総理もカムバックして活躍されているわけで、同社が再起を賭けることに必要もなく批判するものではありません・・・十分反省さえしていれば。

しかし上記記事の通りでありますが、反省の色が全く見えないのですね!業務改善命令を受けた中で、記者が悪質だと思ったのは以下2点です。

・著しく事実に相違する表示又は著しく人を誤認させるような表示のある広告

・特定のファンド販売会社からのキックバック

その点から今般のヘッジファンドダイレクト株式会社の広告手法はどのようになっているかと言うと・・・



リーマンショックの年でも+50%ということで確かに魅力的に響きますが、しかしこれは同社の実績でも、アドバイス実績でも何でもありませんね。そういうファンドがあるというだけの話です。

前身の業務改善命令を受けたアブラハム社の広告にこういったものがあります。



これを見ると確かにアブラハム社のサービスだった「いつかはゆかし」の成績は素晴らしいですが、実際には「この成績のファンドを買った人は1人もいない」ということで監督官庁から怒られたわけですね。

結局のところ、当然のことですが、「取扱いファンドの過去の最高パフォーマンス」=「同社のアドバイス実績」ではない、ということです。

仮に「リーマンショックの年でも+50%」 という実績をあげたファンドがあるとして、問題となってくるのは

・同社がそれを推奨したことがあるのかどうか

そして

・同社顧客の実際の運用パフォーマンス

のはずです。

この「過去成績が良かったファンド」を持ち出して、同社のアドバイス実績と誤認させる広告を続ける限り・・・やはり反省していないと言えるのでしょうね。

そのようにうがった見方で同社広告をチェックしていくとまずはこれですね。



業界No,1とのことですが、まずその根拠がありません。と言うより、「業界」に当然含まれる機関投資家向けの投資助言会社を含めれば少なくとも金額の上では1位ということはあり得ないですね。

確か広告関連のリーガルの専門家を雇ったはずですが・・・すでにクビにしてしまったのでしょうか。

またそもそもこの右肩上がりの矢印が有利誤認です。2013年10月から6ヶ月の業務停止を受けたことを踏まえれば間違いなく2013年度から2014年度にかけて伸びは止まっているはずですからね。

加えてこれは「累計額」のようですが、残高で見ればさらにその傾向は顕著だと思います。それを示さないあたり・・・やはり反省していないということでしょうね。

同様にこちらも広告としてはアウトです。



なぜなら「最大50%オフ」の根拠が全く示されておりません。

そしてさりげなくこうしたQ&Aをもぐりこませるあたりも・・・やはり「いつかはゆかし」時代と全く同じです。



しかし・・・それよりなにより反省がないと思うのは、やはり社名を変更したという点ですね。

もちろんイメージを刷新してブランドを再構築したいという思いは分からないでもないですが、それも真摯な反省があっての話です。

前身のアブラハム・プライベートバンク社への行政処分に対する改善内容はこうでした。

アブラハム・プライベートバンクへの行政処分に対する改善内容一覧

その中で業務改善内容としてこのように回答しています。

「勧誘に該当する行為を行わない為、当社にて海外ファンドの新規紹介を中止し、既存顧客の既存投資に関する助言・サポートのみを行う体制としました。」

中止したものを復活させるというのはどういうことなのでしょうか?しかもこのリリースは2015年1月に発表されたものですからね!

もちろん社名を変えたから罪が軽くなる、というものではありません。

繰り返しになりますが記者自身はこうした復活への取り組みはどちらかと言うと応援したくなる方ではあるのですが、しかしこのケースは・・・残念ながらその気には全くなりません。

なおそれでもこの会社を利用してサービスを受けたいという方はぜひ連結決算を確認してみてください。普通はここまで業務を停止し、新規事業もうまくいっていないのだとすれば、財務内容はボロボロになっているはずです。

しかも同社サイトによればテレビCMも開始したようですからどういうお金の流れになっているのでしょうか?

気になるところですねぇ。

監督官庁に置かれては引き続きしっかりチェックしていただければと思います。

最後にいつもご案内しているアヤシイ運用を見分けるチェックポイントはこうなっています。

1.リスクとリターンは連動しており、たとえば毎年5%のリターンなら毎年4%といった損失が、毎年10%のリターンなら毎年9%といった損失が発生する可能性があり、そうした損失発生の可能性を隠しているのであれば詐欺の可能性がある。

2.もし本当にローリスク・ハイリターンのビジネスがあるなら銀行が1%〜2%といった低利で喜んでお金を貸してくれるはずであり、それをわざわざ手間暇かけて個人から高金利で資金を集めるというなら詐欺の可能性がある。

3.「マイナス金利」で運用難の今の時代に本当に有利な商品ならみんなが飛びつくはずであり、わざわざ広告しないといけないのは詐欺の可能性がある。

参考になさってください。


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