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[3月の定期預金金利予測]
預金金利低下に歯止めかからず

2016年3月の定期預金金利の動向と見通しについて、最新の金利情報から予測します。
2016/2/18

市場金利の最新推移


◆1年もの市場金利の推移

 

◆5年もの市場金利の推移

 

編集部からのコメント

最近では市場金利のグラフをチェックするのも憂鬱になってきましたが、上記の通り市場金利は1月末から急落しています。その理由は、もうみなさんよく御存じの通り日銀から「マイナス金利」政策が発表されたのですね。

マイナス金利と言ってもわれわれの預金金利がマイナスになるという話ではなく、銀行が日銀に預けている当座預金の「一部分」にマイナス金利が適用されるという話であり、今のところ響きほどの大変化があるわけではありませんが、それでも各銀行は金利引き下げに大わらわですね。

これはつまり、新たに預かった預金は銀行から見て「赤字」になる可能性が高く、「預金の押し付け合い」が始まったということです。「失われた10年」の「貸し剥がし」に世も末だなと感じたものですが、今回の「預金の押し付け合い」も同様ですね。

その内、大口預金者は、銀行に粗品を「持っていく」必要が出てきそうですね。つまり「預かってくれてありがとう」ということです。

そうしたわけで各銀行の預金が「減らないけれど増えない」という程よい水準になるまで金利の「引き下げ競争」は続きそうです。 やはり・・・世も末ですね。

ここでいつものように、来月=3月の定期預金金利を占う上で重要な、最も代表的な金利指標である長期金利の動向をチェックしてみるとこうなっています。



当然こちらも劇的に下がっています。一時はマイナス水準でしたからね!何ともなりません。

先月のこの時期が0.220%で、本日は0.030%ということですから実際の数字の上からもその衝撃が分かります。もちろん史上最低水準ですが、預金者からすれば「とりあえずプラスで良かった」ということになるでしょうか。

そうしたわけで遺憾なことではありますが、日本の金利は短期的にも中期的にも超低金利状態がまだまだ続くことを覚悟しておいていただければと思います。

次に、より定期預金金利と関係の深い1年ものと5年ものの市場金利の推移について上記グラフに話を戻すと・・・こちらは残念ながらマイナス水準ですね。具体的な金利水準としては1年もの市場金利がマイナス0.05%前後、5年もの市場金利がマイナス0.07%前後ということです。

無残ですね・・・。

そうしたわけで3月の定期預金金利は、キャンペーン金利なども含めて「限りなくゼロ金利に近づいていく」と言うことになるのではないかと思います。

ちなみに毎回ご案内しているように、定期預金の金利が市場金利を上回らないとするなら、上記の通り、1年もの=マイナス0.05%、5年もの=マイナス0.07%というのが定期預金金利の「上限」という、なんだかよく分からないことになってきます。

さすがに預金金利がマイナスになることはないと思いますが、金利に対する期待値をなるべく下げた方が精神衛生上良さそうです。

なお、もっと長期的に考えれば、日本もアメリカと同じように金融緩和の縮小と共に金利が上昇する可能性はゼロではありません。

ではそうした本格的な金利上昇のタイミングがいつかと言うと・・・1つの目処が2017年4月ですね。というのも消費税再増税のタイミングがここであり、この時まで増税を援護射撃するために異次元の金融緩和が継続される可能性が高いからです。

というより、増税後さらに拡大する気もしますしね。

だとすると少なくともあと2年くらいは定期預金金利の「本格的」な上昇はなさそうということになります。そうした現状を十分考慮した上で、来月=3月の預金運用をご検討いただければと思います。

ではここで、足元の定期預金金利や預金キャンペーンの動向を振り返ってみたいと思います。

まず目を引くのが新生銀行で、仕組み預金である「パワーステップアップ預金」に注目です。最大0.40%という金利が魅力ですね。

加えて短期の運用で様子を見たいという方にはわずか2週間で満期がくる「2週間満期預金」も用意されています。こちらの金利は0.10%という好条件となっています。

また新規客向けに「スタートアップ円定期預金」が提供されており、6ヶ月0.50%の特別金利が利用できます。思い切った高金利ですね。

ちなみに新生銀行といえば毎回ご案内しているように、ローソン、ファミリーマート、セブンイレブンなどのコンビニATMやゆうちょ銀行のATM手数料を24時間いつでも何度でも無料にしたことが話題となっています。生活口座としても、新生銀行の活用を検討してみてはいかがでしょうか。今なら口座開設すると、Tポイントが最大で2,210円分もらえます。

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また、新生銀行と同様に新規口座開設プログラムとして魅力的なのがじぶん銀行の「デビュー応援プラグラム」です。今月は3ヶ月実質0.37%とかなりの金利水準となっています。まだじぶん銀行の口座を持っていない方はチャンスですね!

なお、au利用者の場合は0.52%に金利優遇が拡大されますので必見です。

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他には、オリックス銀行や、関西アーバン銀行などが恒常的に好金利ですが、オリックス銀行は1年もので0.20%、2年もので0.20%という高金利を提供しているほか、eダイレクト2週間定期預金も2週間で0.15%と破格の金利となっています。

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加えてあおぞら銀行インターネット支店も1年もので0.25%、3年もので0.25%という高金利を維持しています。ただし今月中盤に金利を引き下げており、要注意と言えます。

>>>あおぞら銀行の最新金利はこちらから

それ以外の好金利預金としてはイオン銀行のイオンカードセレクト優遇を利用しての普通預金0.12%が魅力的と言えそうです。

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最後に、個人向け国債の中でも特に魅力的な「変動10」が毎月発行に切り替わっています。いつでも購入可能になり、使い勝手が大きく向上したわけですが、今月の金利は0.05%となっています。

変動10」は、変動金利でありながら高金利という点が魅力で、さらに1年経てばいつでも解約でき、ペナルティも少ないので、いつ使うか決まっていない資金の運用先としても利用できます。

さらに識者が指摘するように商品設計上、「0.05%より下がらない」という点は魅力と捉えて良さそうです。

マネックス証券で新規に口座開設をすれば最大で31,000円相当のプレゼントがあるため、それも利息とみなせば、さらなる利回りの向上が期待できますね。

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金融緩和によって全体的に低金利が続く今だからこそ、こうした特別な定期預金を上手に、有効に、ご活用いただければと思います。

ちなみに今月の定期預金の金利レンジをご案内するとこうなります(2016年2月18日現在、税引き前、年利)。

・1年もの定期預金: 0.01%〜0.25%
・3年もの定期預金: 0.01%〜0.25%
・5年もの定期預金: 0.04%〜0.25%

・10年もの仕組み預金: 0.20%→0.40%

>>>詳しくはこちら 定期預金金利比較(TOPページ)

これらの中ではやはり、あおぞら銀行の1年0.25%、3年0.25%、そして新生銀行の仕組み預金最大0.40%が目を引きます。これらの定期預金に1/3ずつ預ける、というのも手かもしれませんね。

参考になさってください。


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