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定期預金、「72の法則」とは?


90年代半ばから始まった低金利ですが、早20年近くが経ったことになります。「戦争を知らない子供」ならぬ、バブルは当然として、「高金利を知らない子供」も増えてきている、ということですね・・・。

90年代は盛んに「失われた10年」という言葉を耳にしましたが、最近もたまに「失われた20年」というフレーズを聞くことがあります。それが社会的な共感を得ているかどうかは別にして、金利の上では「失われた20年」であるのは間違いありません。

そうした金利が「失われていた」時代に同時に失われた言葉があります。それが「72の法則」というものです。

おそらく今の時代では「聞いたことがない」という方の方が多いのではないかと思いますが、この72の法則というのは何かと言えば「定期預金が2倍になるまでにかかる期間を簡単に算出できる数式」ということになります。

たとえば金利が2%の場合、定期預金が2倍に増えるまでに何年かかるでしょうか?非常にシンプルで、理解するのも、イメージするのもたやすい問題ですが、実際にその答えを正確に計算できる人は少ないと思います。

単純に考えれば毎年2%なので50年ではないかと思いますが実はそうではありません。というのも定期預金には「利息に利息がつく」、「複利効果」というのがあるからですね。

具体的に言えば、元本100万円の場合、1年後に2万円に利息が出てくるわけですが、もう1年経つとその2万円にも利息がつき2万400円に増えるのですね。このように利息に利息がつき、雪だるま式に利息が増えていくのが「複利効果」です。

※ちなみに話をシンプルにするためにあえて税金は考慮しておりません。

あのアインシュタインも、「人類最大の発明は複利だ」と言ったとか。ただこの発言はどちらかと言うと皮肉もこめられていたようですが。

それはともかくとして元の問題に戻ると、金利が2%の場合、複利を加味すると何年で定期預金が倍になるかといえば、実は36年なのですね。複利を考慮しなければ50年かかるわけで、必要期間が3分の2になるというのはまさに複利の力だといえます。

ではなぜそんなに簡単に計算できたかと言うと、ここで上記「72の法則」が出てくるのですね。つまり定期預金が2倍になる期間はこのように計算できるのです。

・72÷金利=定期預金が2倍になる期間

2%なら72÷2=36年、3%なら72÷3=24年、ということですね。

逆にこのように変形させることも可能です。

・72÷定期預金が2倍になる期間=金利

たとえば10年で2倍にしたければ72÷10=7.2%の金利が必要、ということになります。

7.2%と聞いて、ヘっと思われた方はある意味、健全な金利観をお持ちだと言えますが、一応、バブルの終盤にはそうした7%どころか、8%・9%の金利が出たこともありました。

郵便局の定期貯金でそうした高金利が出たことがあり、定期貯金は最長10年なので、10年後には本当に元本が2倍以上になっていた、という「事件」もあったのです。運よく利用できた人はまさしくラッキーでしたね。

ただしその後はみなさんご存知の通り金利の低下が進み、今やメガバンクの1年もの金利は0.025%です。上記計算式を当てはめれば元本が2倍になるのは72÷0.025=2880年と、人類の「有史」に匹敵する、気の遠くなる値となってしまいます。

となれば話のネタにすらならず、「72の法則」が超低金利の日本で忘れられるのは必然だったともいえます。

ではなぜこのタイミングでわざわざこのホコリをかぶった「72の法則」を持ち出してきたかといえば、1つはようやく金利上昇が具体的にイメージできる状況になってきた、ということですね。

もちろん日銀の金融緩和が続いている間は大幅な金利上昇は期待できないものの、本当に物価が1%や2%といったインフレ状態になれば、いよいよ金融緩和が解除され、金利も同じような水準まで上昇することが期待できるようになります。

0.025%なら2880年ですが、仮に金利が1%まで上昇すれば上記の通り72年まで劇的に短縮されるわけで、ようやく現実的かつ実感できる数字が算出できる状態が期待できるようになってきた、ということですね。

もう1つはそのように金利が上昇してくれば、ようやく銀行選びや、定期預金選びが、記者のような庶民にとっても重要になってくる、ということですね。

正直、0.025%も0.026%も具体的な影響という意味ではほぼ全く変わらないわけですが、これが1.0%と1.1%の違い、ということになってくると影響は大きいですね。

上記「72の法則」に当てはめれば前者は72年なのに対して、後者は約65年と大きく短縮されます。

もちろんまだ、そうした小数点第1位の争いはほとんど起きておらず、あくまで小数点第2位〜第3位のところで差があるかどうか、ということですが、今後、十分なインフレ状態となり、金融緩和が解除されればそうした状況になる可能性は十分あります。

今後、健やかに金利が上昇し、みんなが「72の法則」を意識し始める日がくることをそこはかとなく期待しておきたいと思います。

参考になさってください。

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