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定期預金の基礎知識

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危険な定期預金の見分け方


金利がなかなか上昇しない中、多くの預金者の方々が少しでも金利の高い定期預金をお探しのことと思います。

どこも同じような金利かと思いきや、色々調べてみると、メガバンクや信託銀行、ゆうちょ銀行、新規参入銀行、ネット銀行などで金利が結構異なることが分かりますね。そういう意味では探してみる甲斐があると言えそうです。

また、そうやって探していくうちに思いがけず高金利の定期預金に出逢うかもしれません。もちろん、多くの場合はそれはラッキーなことですから、素直に喜べばいいと思うのですが、しかしもしかすると、「これって何か裏があるのでは?」と不安に思う場合もあるのではないでしょうか?

裏がある場合と、裏がない場合とを完全に見分けることは難しいですし、銀行だって営利企業である以上、「必ず裏がある」ともいえますが、しかしその危険度を見分ける大きな目安があります。

それは「市場金利」ですね。

「市場金利」と言われてもピンと来ない方の方が多いかもしれませんが、株価と同様に、金融市場でやり取りされている金利の相場のことです。例えばA銀行が3年ものの資金が必要となり、逆に3年ものの資金が余っているB銀行からその資金を借りる場合に決められる金利水準のことですね。

定期預金の金利がこの市場金利を下回っていれば比較的安全、この市場金利を上回ってくれば相対的には危険と言えます。なぜでしょうか?

それは、通常の銀行であれば、この市場の金利水準を払えば、金融市場からいくらでも資金が調達できるので、わざわざ個人の定期預金を高金利で集める必要がないからですね。

逆に市場金利以上の金利を定期預金につけてしまうと、余計な金利を払うことになるので、「集めるだけ損」ということになってしまいます。今の日本では、手間隙かけて、余計な金利を払ってまで定期預金を集める必要はまずありません。

そんなわけで通常の定期預金は、いくら高くても市場金利を下回る水準の金利しかつかず、仮に市場金利以上の金利がついている場合は「何か裏がある」可能性が相対的に高まってきます。

たとえば、高金利の定期預金の銀行は、もしかすると信用力が低くて市場金利では資金調達できないのかもしれません。

あるいは定期預金をエサに客を集めておいて、その後で積極的なセールス活動を準備している金融機関もあるかもしれません。そうした金融機関では、満期後は低い金利に戻るケースが多いですね。

いずれにしても定期預金の金利が市場金利を上回っている場合は、その定期預金の利用条件を事前にしっかり確認すると共に、あくまでペイオフの範囲内=預金残高を1,000万円以下に抑えておく、という防衛策が必要ですね。

さてその肝心の市場金利ですが、1年もの・5年ものの金利推移はこうなっています。

■1年もの市場金利



■5年もの市場金利



参考になさってください。

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